ゲスで怠惰なブログ

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はあちゅうさんはなぜたくさんの訴訟ができたのか?

事実婚を解消されて話題になった、はあちゅうさんですが、「なにやら訴訟をたくさんしている人」という印象を持つ人も多いんじゃないでしょうか。コレは真実で、はあちゅうさんは一般人としては信じられないような数の訴訟をしています。

通常、裁判を起こすために弁護士に依頼すると、1件あたり何十万円もかかります。そのため、ネットの開示請求をするときには、本当に酷いもの、損害賠償でお金をとれそうなものに絞るのが一般的です。

しかし、はあちゅうさんは開示請求段階で240件にもなっています。240件も一度に開示請求するって滅っっ多にありません。

www.nikkansports.com

実際、はあちゅうさんは裁判のなかで「裁判費用として1000万円払っている」とおっしゃってます。そのどれもが回収できる可能性が高いのであれば、そこまで支払う気持ちも分からなくもないですが、え?こんなの訴える?認められないんじゃ?みたいなものに対してもカジュアルに訴訟を起こしています。

私も訴えられましたが、はあちゅうさんは敗訴しています。

gesugesumi.hatenablog.com

こんな裁判にお金をじゃぶじゃぶ使うのって不思議じゃないですか?この謎に関して、今(2022年9月)分かっている事実だけ書いていきます。

福永活也先生は無料で誹謗中傷裁判をすると言っている

はあちゅうさんは裁判をすべて福永活也弁護士に依頼しているようですが、その福永活也弁護士は当初「すべて無料で裁判をする」とおっしゃっていました。

2020年5月26日

福永活也弁護士がTwitterで「誹謗中傷に悩む人に無料で裁判します」と投稿(現在は削除)

2020年6月5日

福永活也先生がyoutubeで、今からすべて無料で裁判する、完全無料、経費もとらない、ということを発信する

【最後まで完全無料】の無料受任を始めた本当の理由についてお話します【弁護士】 - YouTube

【最後まで完全無料】の無料受任を始めた本当の理由についてお話します【弁護士】Part2 - YouTube

2020年6月26日

「無料受任の件で、はあちゅうさんに来ていただきました!」という動画を出す(動画中にはあちゅうさんは有料です、といった内容はない)

【裁判結果も公開】誹謗中傷に悩むはあちゅうのアンチを訴えます【仮処分決定の正本あり】 - YouTube

これだけ無料受任をしているアピールをしています。

「じゃあ、はあちゅうさんも無料だからこんなにいっぱい訴訟できたんじゃないの?」と思うかも知れませんが、それは違います。

先程書いたとおり、裁判での口頭尋問ではあちゅうさんは「1000万円くらいは払っている?」と話しています。そして、誹謗中傷裁判では、開示費用として66万円かかったからそれも払えよ?と請求しています。

はあちゅうさんと福永先生の契約内容

はあちゅうさんと福永先生は、2020年5月26日に無料受任を宣言した直後の2020年6月1日に開示請求できたときに1人あたり66万円、損害賠償でお金とれたら3割という内容で契約を交わしています。

そしてその直後の2020年6月5日に福永先生は完全無料、経費もとらない裁判をする、と豪語しています。

福永先生、無料受任じゃないじゃん???

じゃあなぜ、はあちゅうさんは有料になっちゃったの?

福永活也弁護士は、こんなに無料にするぜ!と宣言しているのに、なぜはあちゅうさんには有料にしたのでしょうか?

誰でもこれは疑問に思いますよね。これについて謎に思った裁判官もいて、福永活也弁護士にグイグイつっこんでいました。

そのときの福永活也先生の回答は

はあちゅうさんは無料受任にのっかってきた(福永活也先生の発言ママ)
・ただ量が多すぎてとてもじゃないが無料でできなかった
・無料受任といったのはプロモーションってだけ
・一般論であり、はあちゅうさんが無料受任とは言っていない(これは確かにそう)

といったものでした。

そのときの傍聴記録は以下をどうぞ。メモ書きからの再現なので、細かいところに違いはあります。

docs.google.com

要は、「無料受任」という言葉は一般的に使ったもので、はあちゅうさんには最初のほうで有料にすることにしていた、はあちゅうさんと有料受任の契約を交わしたあとも無料でやっていると標榜していた。ということです。

それ、福永活也先生自身が駄目って言ってたやつじゃん

もうすでにツイートは消えていますが(独自に確保はしていますがね)、福永活也先生はTwitterにて

・中村先生の無料受任宣言に対して「これ無料じゃなくて結局有料なんじゃないの?ひどい」みたいなこと書く
・無料受任してもいいか弁護士会に聞いたら「無料と見せかけて有料」は駄目といってた、今後有料に切り替えるならはっきり伝える

こんなこと言ってます。

ねぇ、これ自分でやっちゃだめって言ってませんかね???でもあなたがやってることは「無料受任」はプロモーションで、実は有料受任ってやつですよね??

有料受任ってはあちゅうさんだけなんじゃないの?って思う人もいるかもしれませんが、箕輪厚介、立花孝志、相沢まき等も開示費用や弁護士費用がかかってるらしーですよ。箕輪厚介に関しては、「友達だから有料でやった」と裁判で話しています。

はあちゅうさんの裁判での請求額、弁護士費用よりもかなり低い

裁判によって額は変わりますが、はあちゅうさんは開示請求を経た誹謗中傷裁判では大体30~50万円を請求しています。私の裁判では30万円です。

でも、はあちゅうさんと福永活也先生の契約内容を思い出してください。

1人あたり66万円、損害賠償でお金とれたら3割

これって裁判で完勝しても元とれませんよね?これだと裁判をすればするだけ赤字になります。一応100~150万円くらいの損害がある、と主張しているんですが、どれも一部請求でだいぶ減額しています。

自分もきっと100万円以上請求されると覚悟していたんですが、蓋を開けてみれば30万円で拍子抜けました。

ただ、「赤字になっても訴えることに意義がある」という考えもあるため、これだけではアヤシイとは言い切れないところはあります。

でも!でもですよ???はあちゅうさん勝訴判決に関するネット記事に「権利侵害と認められたことに関してはありがたく感じていますが、この金額では弁護士費用も回収できていません」というコメントを出しています。

いや、あなた最初から弁護士費用回収できない額しか請求してないけど大丈夫そ??と聞きたくなります。

なんで一部請求で完全赤字にしているのかは不明ですが、裁判では請求額が低いほど訴えるときに支払う印紙代が安く済みます。

そのため、印紙代節約のために請求額を抑える人はいるそうです。まぁこれは一般論です。

不思議がいっぱい、でも真実は分からない

はあちゅうさんと福永活也先生がどのような契約をして、どのようなお金の流れがあるのかは、私達には知る術がありません。

福永活也先生が送金した振込票を裁判所に提出したら、じゃあ払ってるんだねってことでいくらか開示費用は認められてしまいます。

私は主張自体が棄却になったので払わずに済んだのですが、いくらかお支払いになった人は、3~10万円くらいの弁護士費用が追加されてしまっています。

今のところ分かっている部分だけで57万円にまでなっているみたいです。

 

これだけの額を裁判所が弁護士費用として認めているということです。

そのため、はあちゅうさんって無料受任なのに…みたいなことを書くと名誉毀損になる恐れがあります。

憶測危険

このように疑惑はたくさんありますが、このことに言及するのであれば端折らずに、不確定のことを断定しないように、

・福永活也先生は無料でやると発信しといて有料受任をやっている
はあちゅうさんは弁護費用以下しか請求しなてないのに、「弁護士費用も回収できていない」とか言ってる

みたいに事実に対してだけを言及するように気をつけないといけないと思います。

それでも訴えられる可能性はゼロではありません。私もこの記事がきっかけでおかわり訴訟になる可能性は十分にあると思っています(証拠はすべてあるし嘘をついていないので、勝訴できるでしょうが)。

ですので、めっっちゃアヤシイと思ってしまいますが、触れるのは慎重にしてほしいと思っています。

真実を知りたいけど無理だよなぁ

私はこの不可解な事実を解決できる真実を知りたいと強く願っています。しかしこれは、はあちゅうさんと福永活也先生2人だけのことで、外部は知ることはできません。

このあたり刑事事件になったら、通帳やLINEなどのやり取りまで洗いざらい調べてくれるんでしょうが、民事裁判では両者が出すものしか証拠として扱ってくれません。

その証拠としてできているものが、何となく怪しかろうか、黒塗り多すぎて意味分からないものであろうが、相手方がそれをひっくり返すような証拠を持っていなければ採用されちゃうんですよね…。

なので、この弁護士費用の謎は永遠に解けないと思っています。でも、不正をしない、嘘をつかないインフルエンサーがいつか納得できる答えを出してくれると、私は信じています。

www.youtube.com

 

おしまい