ゲスで怠惰なブログ

ゲスな私が日々考えたことを書いてみます

裁判と家族の話

「裁判に対する家族の反応は?」「旦那さんはどうした?」
みたいな質問はよく来るし、
「家族に知られるのが怖いから発信できない」
みたいなメッセージも来た。

そこで、うちの場合の裁判と家族の話をしようと思います。

うちは最初から全部伝えていた

はあちゅうさんが大量訴訟に乗り出し、周囲の穏当なアカウントたちに意見書が届いたところを見て、これは自分のところにも来るかもしれないと察しました。

そこで夫には、「自分にも開示請求という個人情報を相手に与える裁判をされるかもしれない」「それで開示になると訴訟にまでなる」「ただ、名誉毀損にならないようには気をつけた投稿をしている」という話をしておきました。

また、開示請求された人たちの該当の投稿なども見せ、こんなことで開示請求されているようだ…、という点も伝えていました。

プロバイダから意見照会がきたとき

プロバイダから意見照会が来たその日に、書類はすべて夫に見せました。夫は「何だこりゃwww」と大笑いをしていて、「こんなことが違法となるなら日本はおしまいだ」とかなり軽く捉えている感じでした。

自分は一応「これで開示になったら裁判になる、迷惑をかけることになるかもしれない」と言ったのですが、「なるわけないだろwww」と言っていました。

その後も裁判所へ行くことや、プロバイダがした反論の様子などもそのまま話していましたね。

開示判決がでて訴訟が始まってから

このときもすぐに夫に報告しました。夫はびっくりしていましたが、まぁがんばれ、と淡々としていたかな?弁護士費用などはこちらの貯金から出していたので、夫に金銭的な迷惑はかけずに済んではいました。

このあたりから、現状どんな裁判が起きているのか、福ちゅうがどんな主張をしているのか、夫にもよく話すことが増えていきました。夕食時に話すこともあったので、子どもたちが「はあちゅうって何?」とか聞いてきたりしたりw

お皿洗いながらさんそんチャンネルを見ることもあったので、子どもたちが「ママ、さんそんチャンネル本当好きだね~w」とか言われたりもしています(これは今も)。

まぁそんなこんなで、だんだんと子どもたちも「ママはどうやら裁判をしているらしい」と分かっていったようです。ただ、ほかの人には言わないでね!とは一応口止めしておきました。子どもたちにとっては特におもしろい話題でもないようで、今のところ私達の両親含め誰にも話してはいないみたいです。

こんな感じだったので、夫に責められたり、子どもたちにガッカリされたり、みたいな、当初はあちゅうさんと福永先生が思い描いていたアンチの家庭崩壊はまったく起こりませんでした

裁判きっかけ(?)のケンカ

そうはいっても、夫と裁判きっかけ(?)のケンカが起きたことはあります。

何か違うトピックで口論になり、そのとき夫が「お前なんか裁判されるような奴」みたいな全被告に謝れ馬鹿野郎なことを言ってきたんです。そのとき、まじで怒り心頭になり、こんな視野が狭くてアンチのアンチみたいなこと言う馬鹿野郎と一緒にいられるかバーカみたいなことを思ったんですよね。

でも、Twitterで愚痴ったところ、まぁ落ち着け、迷惑をかけていることは事実なんじゃないの?旦那さんも心配しているからだよ!といった声掛けをして頂き、本当にすぐに落ち着けました。あのとき苦言を呈してくれた皆様、励ましてくれた皆様に、本当に感謝しています。

また、離婚するなら証拠ゲットしてから!という現実的なアドバイスにも確かに!となり、今後何かあるときのための1つとしていこう、とも思えました。いくら自分の貯金からとはいえ裁判にお金はかかっているのは事実ですし、ちょっと自分も反省しようと思った出来事でした。

その後落ち着いて話をしたところ、「そこまで嫌なことだと思っていなかった」と旦那からの謝罪ももらい、とりあえず解決しました。

 

ということで、裁判が原因、というより夫に裁判を口論のときに利用されて猛烈に悔しかった、という出来事です。裁判関連で家族ともめたのはこの1回だけだったと思います。

判決

判決の日、私は超ドキドキで朝を迎えたのですが、旦那は「こんなん棄却だろ」とどこ吹く風で仕事に出かけていきました。実際、判決でたあとすぐにラインしたんですが、返事が返ってきたのは数時間後なうえ、「よかったね」の一言だけでしたw温度差~!

私はもうすっごい嬉しかったので、学校帰りの子どもたちとケーキを買いに行きました。チョコレートには「祝・勝訴」と書いてもらったので、子どもたちは「どうやらママは勝訴したらしい」と感じ取ったみたいですね。

おわりに

そんなこんなで、うちは裁判に関してはあけっぴろげで進めていって、裁判されたことに対して特に怒られたり揉めたりってことはあんまりありませんでした。ケンカのときに攻撃の材料にされたことくらい。

これだけ見るとすごく良い夫婦関係に見えるような感じしますが、別に「信頼しあっていて絆が深い夫婦関係」だからそうしたっていうと何か違う気がします。なんとなく話しておいたほうが後々問題になりにくいだろうと思っただけだし、こっちで解決するって言えばそれ以上干渉したり怒ったりする人でもないし。

まぁでも結果として、最初から夫に明かしたことで精神的にはだいぶ楽だったと思います。

でも裁判は家族に内緒にすることも可能

とはいえ、そういうことに潔癖なご家族がいる場合、なかなか全部話すのは大変なことかと思います。これは家族の理解どうこうではなく、その人の性質によるんじゃないかな。

SNSで何か書くことにすら嫌悪感を示す人とか、批判的意見すら許さないような人には、裁判沙汰になったってことは絶対話せないですよね。

で、そうなると「裁判になったら家族に話せない、つらい」みらいになっちゃうこともあると思います。でも、裁判って家族に内緒で済ますことも可能なんじゃないかな。

最初の訴状の受け取りは「自宅で手渡し」なのでそこだけハードルが高いですが、「仕事関係(親戚の関係)で裁判所から書類が届くかもしれない」とかごまかしておけば、何とかそこもクリアできるかも。

あとは弁護士に依頼しておけば、メールや電話でやり取りするだけで、家から一歩も出なくても判決まで何とかなります。口頭尋問になったら裁判所に行くしか無いけれど、そこまで頻度が多いわけでもありません。実際、自分が判決まで済んで、「こりゃ家族に内緒でも何とかなりそう」と思いました。

だから、「家族バレが怖いから相手の言い値でお金払っちゃう」みらいなことはなるべくしないでほしいなぁと個人的には思います。話したくなければ話さなくていいと思います。こっそり内々で済ませちゃいましょう!

 

おしまい