ゲスで怠惰なブログ

ゲスな私が日々考えたことを書いてみます

弁護士なしで訴訟費用を請求しよう!フォーマットあり

判決では、「訴訟費用は全額原告の負担とする」「訴訟費用は○分の○が原告、その余は被告の負担とする」みたいなことが書いてあります。そのとき、自分のほうが訴訟費用負担が少ないときはぜひぜひ相手方に訴訟費用を請求しましょう。

訴訟費用は2~3万円ほどの少額で弁護士に依頼すると赤字になるので、ぜひ自分でやってみてください。これは判決が確定したあとにやることで、自分でモタモタしながらやっても訴訟が不利になるようなことはありません。訴訟費用確定のためにどうすればいいのか、自分の体験を基に記載します。

フォーマットも用意しておくので、そちらもご活用ください。

訴訟費用確定申立ての書類作成

まずは弁護士山中理司先生のブログにあるこちらのページを参照して、書類を作成しました。作成した申立書のフォーマットはこちらをどうぞ。こちらは閲覧オンリーですが、コピーして自由にご利用ください。

訴訟費用確定処分の申立書.docx - Google ドキュメント

期日に参加した日、交通費がかかっている場合は旅費などをご自分の事情に換算して当てはめてみてください。私の場合ですが、旅費は実際にかかっていた電車賃の半額くらいでした。

これは距離で決まるようですが、その都度領収書をとっていれば実費で請求もできたようです。そうしておけばもう少し請求できたのに…とがっかりです。

書面作成費は書面や証拠の数によって決まるそうです。詳しくは山中先生のブログで…。

担当部署の書記官に申立ての書類を渡した

ペラ2枚の書類を、訴訟の担当部署の窓口へ直接渡しに行きました。私は直接渡しに行ってしまいましたが、郵送でも問題ないと思います。

民事訴訟支援部門からの電話

その後、訴訟費用確定に関することで民事支援部門から電話が来ました。交通費や期日参加の数え方が少し違っていたようで、その点に関して訂正するよう教えてもらいました。また、そのときに以下の切手が必要になるから持ってきてほしいという点も教えて頂きました。

 

(必要となる切手)

  • 500円切手×4枚
  • 84円切手×2枚
  • 10円切手×2枚
  • 5円切手×2枚

もしかすると切手は最初から渡しておけばよかったのかもしれません。そのあたりはよく分からないため、これから訴訟費用申立をする人は担当部門の書記官に聞いてみてください。

訴訟費用訂正の書類と切手を持参する

正しい訴訟費用に訂正したものと、上記必要な切手を持参しました。今度は裁判の担当部署ではなく「民事支援部門」です。訂正のためのフォーマットもどうぞ。

訴訟費用訂正の書類.docx - Google ドキュメント

上記でいいのかどうかいまいち分かりませんが、これで通りました。

特別送達で確定処分が届けられる

被告の皆様はおなじみ特別送達で、訴訟費用が確定したことお知らせが届きます。↓こんなかんじ

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これからどうなるのかはまだ未定なのですが、あとは支払い待ちです❤

訴訟費用はバンバン申し立てるべき

訴訟費用も請求なんて年寄りの乞食がやるもんだ!とか負け惜しみ言ってた弁護士がいましたが、これくらいの手間で数万円ゲットできるなら悪くないですよね。しかも、原告のせいで手間、時間、金を取られてるんだから少しでも取り返せばいいんですよ。

だいたい、請求されるほうが乞食とか言い出すのは間違えてますよね。お金が無いから恵んでほしいってんじゃなくて、お前が支払うべき金額これな???しっかり払えよって言ってんだから。

旅行ばっかりで受け取るべき書類をなかなか受け取らなかったり、すんなりと支払うのではなくなんの罪もない善良な一市民を乞食呼ばわりしたりするほうがどうかしています。

こんなマジレスしても仕方のない人間なのでしょうが、せいぜいチマチマ訴訟費用を振り込んでればいいんですよ。実際は原告であるはあちゅう本人が支払うものなのかもしれませんが、「どうせ棄却になる」と思うような裁判に66万も支払わせておいて、さらに「3万5千円はらってくだしゃい」ってお願いするのかな?

はあちゅうさんが心から信頼できる弁護士さんって本当に素晴らしい方ですね。

たかが数万円ではありますが、塵も積もれば何とやらです。訴訟費用が多めにとれそうな皆様はたとえ敗訴していたとしても申し立てるべきだと思っています。訴訟費用申立は失敗したら取れなくなるようなものでもありません。素人でも全然できますので、ぜひやってみてください。

 

おしまい