ゲスで怠惰なブログ

ゲスな私が日々考えたことを書いてみます

弁護士なしで訴訟費用を請求しよう!フォーマットあり

判決では、「訴訟費用は全額原告の負担とする」「訴訟費用は○分の○が原告、その余は被告の負担とする」みたいなことが書いてあります。そのとき、自分のほうが訴訟費用負担が少ないときはぜひぜひ相手方に訴訟費用を請求しましょう。

訴訟費用は2~3万円ほどの少額で弁護士に依頼すると赤字になるので、ぜひ自分でやってみてください。これは判決が確定したあとにやることで、自分でモタモタしながらやっても訴訟が不利になるようなことはありません。訴訟費用確定のためにどうすればいいのか、自分の体験を基に記載します。

フォーマットも用意しておくので、そちらもご活用ください。

訴訟費用確定申立ての書類作成

まずは弁護士山中理司先生のブログにあるこちらのページを参照して、書類を作成しました。作成した申立書のフォーマットはこちらをどうぞ。こちらは閲覧オンリーですが、コピーして自由にご利用ください。

訴訟費用確定処分の申立書.docx - Google ドキュメント

期日に参加した日、交通費がかかっている場合は旅費などをご自分の事情に換算して当てはめてみてください。私の場合ですが、旅費は実際にかかっていた電車賃の半額くらいでした。

これは距離で決まるようですが、その都度領収書をとっていれば実費で請求もできたようです。そうしておけばもう少し請求できたのに…とがっかりです。

書面作成費は書面や証拠の数によって決まるそうです。詳しくは山中先生のブログで…。

担当部署の書記官に申立ての書類を渡した

ペラ2枚の書類を、訴訟の担当部署の窓口へ直接渡しに行きました。私は直接渡しに行ってしまいましたが、郵送でも問題ないと思います。

民事訴訟支援部門からの電話

その後、訴訟費用確定に関することで民事支援部門から電話が来ました。交通費や期日参加の数え方が少し違っていたようで、その点に関して訂正するよう教えてもらいました。また、そのときに以下の切手が必要になるから持ってきてほしいという点も教えて頂きました。

 

(必要となる切手)

  • 500円切手×4枚
  • 84円切手×2枚
  • 10円切手×2枚
  • 5円切手×2枚

もしかすると切手は最初から渡しておけばよかったのかもしれません。そのあたりはよく分からないため、これから訴訟費用申立をする人は担当部門の書記官に聞いてみてください。

訴訟費用訂正の書類と切手を持参する

正しい訴訟費用に訂正したものと、上記必要な切手を持参しました。今度は裁判の担当部署ではなく「民事支援部門」です。訂正のためのフォーマットもどうぞ。

訴訟費用訂正の書類.docx - Google ドキュメント

上記でいいのかどうかいまいち分かりませんが、これで通りました。

特別送達で確定処分が届けられる

被告の皆様はおなじみ特別送達で、訴訟費用が確定したことお知らせが届きます。↓こんなかんじ

画像

これからどうなるのかはまだ未定なのですが、あとは支払い待ちです❤

訴訟費用はバンバン申し立てるべき

訴訟費用も請求なんて年寄りの乞食がやるもんだ!とか負け惜しみ言ってた弁護士がいましたが、これくらいの手間で数万円ゲットできるなら悪くないですよね。しかも、原告のせいで手間、時間、金を取られてるんだから少しでも取り返せばいいんですよ。

だいたい、請求されるほうが乞食とか言い出すのは間違えてますよね。お金が無いから恵んでほしいってんじゃなくて、お前が支払うべき金額これな???しっかり払えよって言ってんだから。

旅行ばっかりで受け取るべき書類をなかなか受け取らなかったり、すんなりと支払うのではなくなんの罪もない善良な一市民を乞食呼ばわりしたりするほうがどうかしています。

こんなマジレスしても仕方のない人間なのでしょうが、せいぜいチマチマ訴訟費用を振り込んでればいいんですよ。実際は原告であるはあちゅう本人が支払うものなのかもしれませんが、「どうせ棄却になる」と思うような裁判に66万も支払わせておいて、さらに「3万5千円はらってくだしゃい」ってお願いするのかな?

はあちゅうさんが心から信頼できる弁護士さんって本当に素晴らしい方ですね。

たかが数万円ではありますが、塵も積もれば何とやらです。訴訟費用が多めにとれそうな皆様はたとえ敗訴していたとしても申し立てるべきだと思っています。訴訟費用申立は失敗したら取れなくなるようなものでもありません。素人でも全然できますので、ぜひやってみてください。

 

おしまい

かながわハートフルフェスタ、開催1週間前にはあちゅうさんなんと降板

タイトルのままなんですが、12月10日に開催予定だったハートフルフェスタの講師がはあちゅうさんからITジャーナリストである高橋暁子さんに変更になったみたいです。

www.pref.kanagawa.jp

なんと開催1週間前という超直前の変更。お役所開催のものはなかなかこういったフレキシブルな対応はないイメージがあったので、個人的にはとてもびっくりしました。どういう理由での交代か分かりませんが、とりあえず はあちゅうさん降板を決意した神奈川県・小田原市には敬意を評します。

せっかくなので高橋暁子さんの紹介を

www.akiakatsuki.com

専門はSNSや10代のネットや情報モラルリテラシーで、専門家としてテレビやラジオにも多数出演、東洋経済オンライン、現代ビジネスなどのビジネス系の雑誌にも記事執筆を行っているとのこと。

御本人は元小学校教師で、中学生のお子さんがいるらしいです。

もうさ、中学生も参加する人権系のイベントでSNSに関するリスクについて学ぶのにぴったりやんけ…。むしろ何で最初はあちゅうさんに頼んだの?っていうくらい最適ですね。

イベントの成功を心よりお祈り申し上げます(見事な掌返し)。

 

 

はあちゅうさんが神奈川県及び小田原市主催で講演会やるってよ

なんと我らがはあちゅうさんが神奈川県人権啓発活動ネットワーク協議会、小田原市、神奈川県が主催する「かながわハートフルフェスタ2022inおだわら」で講演会を開くそうです。

ちなみに、このイベントのテーマは「伝えよう 思いやりの気持ち~私からはじめる多様性を認め合う社会~」という、批判的な意見や、はあちゅうさんの「は」の字もだしてないのに「我傷ついたぞ?」と訴えてくる、はあちゅうさんの多様性を少しも認めない態度とは正反対なテーマをかがけています。

もうなんで、はあちゅうさんを起用しようと思ったのか少しも理解できません。

www.pref.kanagawa.jp

(いやさ、開催します!じゃねぇんだよ、神奈川県及び神奈川県小田原市

 

※2022年12月3日追記

なんと講師変更になりました。
上記リンク先の内容も変わっているようです。
直前の変更には大変なご苦労があったと思います。
掌返しになりますが、神奈川県及び小田原市には勇気あるご決断に感謝致します。

(どういう意味での変更かは分からないので、理由が判明したのちに撤回するかもしれませんが、今は感謝致します)

 

まずはインターネットにおける人権侵害とは

「人権」というと範囲が広くなってしまうので、はあちゅうさんが講演するとされるSNS、インターネットの人権について改めて定義を明確にしようと思います。

www.gov-online.go.jp

上記、政府広報オンラインによると、インターネットによる人権侵害とは

 

  • 他人の個人情報を流す
  • 誹謗中傷
  • 無責任なうわさを広める

といったことが該当するそうです。

そして、その人権侵害を防ぐためには

  • 誹謗中傷しない
  • 差別的な発言をしない
  • 他人のプライバシーにかかわる情報を書かない
  • 書き込みが不特定多数に見られることを意識する

といった点があげられています。上記を頭に入れつつ、はあちゅうさんがいかに人権フェスにふさわしくないのか書いていきます。

はあちゅうさんが流した無責任なうわさ

「無責任なうわさ」と聞くと思い出されることがあります。

はあちゅうさんが突然「猫と校正」という2つのワードだけで特定の人と、とあるアカウントを結びつけて、大騒ぎをしたことです。

詳しくは下記記事を

ha-chu.love

ちなみに、そのアカウントの人のことを「発言が攻撃的」と書いてありましたが、これも事実ではありません。このアカウントの人は事実を紹介し、自分の感想を一言二言入れるタイプな方で、攻撃的なことは書いていませんでした。

しかし、はあちゅうさんが「攻撃的な人」と紹介すれば、「このアカウントは攻撃的なアンチなんだ!」と思う人も多いでしょう。はあちゅうさんの好感度の低さからか、該当アカウントの人が炎上することなく終わりましたが、下手するといわれのない総攻撃を受けてもおかしくなかったと思います。

また、DMを公開され大騒ぎをされたことにより、Mさんは極めてプライバシー性の高い事情を公開せざるを得なくなってしまいました。

ことの発端はDMというインターネットを通じているけれども非公開の場で起きたこと。それを相手への承諾無しに公開の場に引き上げてしまったことは、相手の人権を無視したかなりの問題行為ではないでしょうか?

さらにこのとき、はあちゅうさんは以下のような考えを表明しています。

  • 自分にとって嫌なことがあったら晒す
  • さらされたら困る人は変な発言するな

しかし、「晒す」という行為は人権を考慮するうえでかなり危険です。インターネットでは情報を消せません。一度何かを晒してしまったら一生残り続けます。

妄想や憶測などの無責任なうわさで、インターネット中の住民から攻撃を受けるようなことになったら…。

そんなことが起きたら、実際の人が危害を加えられるような取り返しがつかないことになる可能性があります。そして、はあちゅうさんはそのような危険性を考えもせず、「私は晒す派」と恐ろしい発言をしています。

このような人がSNSにおける人権で何を語るというのでしょうか?

はあちゅうさんが起こした大量訴訟

はあちゅうさんが考える誹謗中傷にも疑問が残ります。

はあちゅうさんは今まで本当に多くの誹謗中傷裁判をしています。そのことについて「あたし悲しい」と取材を受けていたことから、このようなSNSにおける人権を語る、という仕事につながったのかもしれません。

しかし、はあちゅうさんは第三者が見て驚くような些細なことで裁判を起こしています。

くわしくはまりめっこさん作成表

docs.google.com

それだけではなく、はあちゅうさんは対匿名だけではなく実名の人々にも訴訟を起こしています。

詳しくはこちら

しみけんの元妻・はあちゅうさんが起こしている誹謗中傷裁判一覧~嘘つきと言われているのはなぜ? - ゲスで怠惰なブログ

なかには、はあちゅうさんについて一言も言及しておらず、本に書いてあったことを羅列しているだけのものにも…。

このように大量に訴訟していれば、人は「はあちゅうさんに対して言及するのはやめよう」と考えることが普通です。

「別に訴えてもどうせ棄却になるんだからいいだろ?」

こういう意見もあるかと思いますが、これは間違えています。

なぜなら、このように問題ないもの、本当に傷ついているのかどうか疑わしいものまで訴えることにより、インターネットで誹謗中傷を受けたときに行う法的処置に遅れが出てしまうからです。

 

「第5回発信者情報開示の在り方に関する研究会」内の発言

最近、誹謗中傷対策をうたう弁護士の方の中で、有名人やタレントに対して手数料なしで発信者への通知を引き受けると喧伝したりとか、あるいはアンチの顔を友人限定で回覧しているとつぶやく弁護士がいたりとかして話題になっておりまして、今後、制度の濫用的な事案が増えていかないかという懸念があります。

もやかしていますが、アンチの顔を友人限定で回覧する、手数料なしで発信者への通知を引き受けるという条件に当てはまるのは、はあちゅうさんの代理人である福永活也弁護士です。

はあちゅうさんのが起こしているような大量訴訟は、制度の濫用的な事案に当たるかどうかは明言しません。ただ、何でもかんでも訴訟に持ち込めば、インターネットにおける発言を制限することは明らかですし、こういった懸念点があったことにより「侮辱罪の厳罰化」に賛成できない人も多くいたはずです。

はあちゅうさんが起こした大量裁判のようなことが一切起こらないのであれば(はあちゅうさん以外にもたくさんいるので無理でしょうが)、今よりもっと被害者をより助けやすくなったでしょうね。

つまり、こういった大量訴訟は誹謗中傷被害者の人権を守ることの邪魔にしかならないんです。

人権は自分以外の人にもあるはず。はあちゅうさんは自分の人権を尊重するために、誹謗中傷加害者どころか、被害者の人権まで間接的に損害を与えかねないことをしていると思っています。

講演会のテーマは「半径5mから人権を考える」とのことですが、はあちゅうさんの人権意識は半径5mから広まっていると思えますか?

訴訟のやり方がえげつない

さらには、訴訟のやり方がえげつないものも多くあります。

裁判直前に改ざんされた証拠

なんとかんねこ先生との裁判では、直前にはあちゅうサロンの規約を書き換え、当時規約違反をしていなかった被告に対して「規約違反」だと訴えてきました。

これは、凄腕のウォッチャーがすぐに証拠を見つけたことにより事なきを得ましたが、もし魚拓をとっていなかったら…。

かんねこ先生は無実のことで賠償金をとられてしまう可能性もあったかもしれません。おそろしいことです。

開示費用請求しているけど、実際はどうなん??

真実を知ることはできず、間接的な証拠の積み上げでしかありませんが、はあちゅうさんが裁判で請求している開示費用にも疑問が残っています。

gesugesumi.hatenablog.com

あくまでこちらは憶測であり、無責任なうわさは広められません。そのため「無料でやっている」とは断言しません。ただ、このように人々が疑問に残るような裁判をし続けることに対しては苦言を呈させて頂きます。

その他の悪行(追記)

童貞いじり

www.j-cast.com

ちなみに謝罪後、謝罪を撤回しているので、童貞いじりに関してはそのままです。

「童貞が好きなんだよ」等、好きやリスペクトを言えば何してもいいんでしょ?状態の発言も見受けられます。

子どものプライバシーに関してはこちらも…

 

子どもの顔出し

半径5mというなら子どもの顔出しも考慮すべきですよね。

最初は「顔立ちがしっかりするまで」と言っていて、子どもの人権を考えているんだな~と思ったんですが…

けっこう顔立ちがしっかりしてきた今でも(お子さん3歳くらい)ばっちり顔出し。ご自分でもパパそっくり!と顔立ちについて言及しています。子どもの人権は考えているんだろうか…

児童虐待通報は慎重にしてほしいとのお願いをしてしまう

はあちゅうさんは、なぜか「アンチが」通報したと決めつけ、児童虐待通報がいかにいけないかを発信しておられました。しかし、児童虐待に関しては疑わしきは通報が一番良い手であるはず。

note.com

子どもの人権を考えたら、「通報するのは悪」という発言はでないのではないかと思います。

 

半径5mっていうなら代理人なんとかすれば?

はあちゅうさんの数々の裁判を引き受けているのは福永活也弁護士です。

福永活也弁護士は「不特定多数や匿名アカウントには誹謗中傷をしても裁判で負けない」といったモットーで、Twitterで暴言を吐きまくっています。

御本人がツイ消ししているものも多く、魚拓等は公開しませんが、「ブサイク、カス、雑魚、人間やめろ」等それはそれは酷いものです…。

なかには匿名アカウントに対して直接言っているものもあり、これは誹謗中傷じゃないの?と思えるものも多数あります。

人権侵害になってしまうので、代理人の責任まではあちゅうさんに負わせることはしません。

ただ、講演会までするのであれば、半径5mにいる暴言吐きまくりの人を何とかしようと思わないのだろうか?くらいは思ってしまいますね。

えらそうに「誹謗中傷は良くない!」って子どもたちに語った口で、インターネットで暴言を吐きまくる代理人に仕事を依頼するってどうなんでしょうね?

神奈川県と小田原市は人権を何だと思っているのか?

別に民間の企業が開催するものだったらまだいいんですよ。しかし、はあちゅうさん講演会を主催しているのは以下の団体です。

  • 神奈川県人権啓発活動ネットワーク協議会
  • 小田原市
  • 神奈川県

このような県民や市民の血税で運営している団体がやることなのでしょうか?神奈川県民や小田原市民は怒ってもいいと思いますよ。

この人権フェスタは中学生による吹奏楽演奏や作文朗読も予定されています。

中学生たちが、はあちゅうさんの人権に対する考えや言動を良とすることも怖くないですか?

自分の人権を守るためには、大量に訴訟をしても良いんだ!ってなる子がでないとも限らないと思います。

まぁ、普通の中学生の判断能力があれば、それよりも「神奈川県、この人に講演会頼んじゃって大丈夫?」と自分の地元を失望することになりそうですが。

とりあえず、私は神奈川県及び小田原市はどうかしていると思います。

そもそも半径5mの人権ってなんだよ

なんか、はあちゅうさんを起用していることはもちろん、半径5mから人権を考えるっていうのが軽すぎると思うんですよ。

人権って自分が嫌いで許せない人にもあるもので、それを守ることは身を削るように痛いことでもある。でも守らないといけない…。

どんなに酷い刑事事件だって弁護士はつくわけで。それが人権なわけで。

それを「半径5mの人権」とかつけちゃうことからも神奈川県が考える人権って何なんだろうって不安になります。まさか、神奈川県に文句を言うやつは増税とか思ってない???

まとめ

最後に公式ページと問い合わせ先だけのせておきます。

小田原市 | かながわハートフルフェスタ2022inおだわら

(ページ下部に感想を書ける欄あり)

 

お問合せ先は

神奈川県共生推進本部 人権・同和グループ
045-210-1725

小田原市 市民部人権・男女共同参画
0465-33-1725

だそうなので、当日のイベントで何か分からない事がある人はこちらまで。

 

※追記

イベント担当部署問い合わせフォーム

dshinsei.e-kanagawa.lg.jp

小田原市への要望

www.city.odawara.kanagawa.jp

 

 

 

 

 

 

 

裁判と家族の話

「裁判に対する家族の反応は?」「旦那さんはどうした?」
みたいな質問はよく来るし、
「家族に知られるのが怖いから発信できない」
みたいなメッセージも来た。

そこで、うちの場合の裁判と家族の話をしようと思います。

うちは最初から全部伝えていた

はあちゅうさんが大量訴訟に乗り出し、周囲の穏当なアカウントたちに意見書が届いたところを見て、これは自分のところにも来るかもしれないと察しました。

そこで夫には、「自分にも開示請求という個人情報を相手に与える裁判をされるかもしれない」「それで開示になると訴訟にまでなる」「ただ、名誉毀損にならないようには気をつけた投稿をしている」という話をしておきました。

また、開示請求された人たちの該当の投稿なども見せ、こんなことで開示請求されているようだ…、という点も伝えていました。

プロバイダから意見照会がきたとき

プロバイダから意見照会が来たその日に、書類はすべて夫に見せました。夫は「何だこりゃwww」と大笑いをしていて、「こんなことが違法となるなら日本はおしまいだ」とかなり軽く捉えている感じでした。

自分は一応「これで開示になったら裁判になる、迷惑をかけることになるかもしれない」と言ったのですが、「なるわけないだろwww」と言っていました。

その後も裁判所へ行くことや、プロバイダがした反論の様子などもそのまま話していましたね。

開示判決がでて訴訟が始まってから

このときもすぐに夫に報告しました。夫はびっくりしていましたが、まぁがんばれ、と淡々としていたかな?弁護士費用などはこちらの貯金から出していたので、夫に金銭的な迷惑はかけずに済んではいました。

このあたりから、現状どんな裁判が起きているのか、福ちゅうがどんな主張をしているのか、夫にもよく話すことが増えていきました。夕食時に話すこともあったので、子どもたちが「はあちゅうって何?」とか聞いてきたりしたりw

お皿洗いながらさんそんチャンネルを見ることもあったので、子どもたちが「ママ、さんそんチャンネル本当好きだね~w」とか言われたりもしています(これは今も)。

まぁそんなこんなで、だんだんと子どもたちも「ママはどうやら裁判をしているらしい」と分かっていったようです。ただ、ほかの人には言わないでね!とは一応口止めしておきました。子どもたちにとっては特におもしろい話題でもないようで、今のところ私達の両親含め誰にも話してはいないみたいです。

こんな感じだったので、夫に責められたり、子どもたちにガッカリされたり、みたいな、当初はあちゅうさんと福永先生が思い描いていたアンチの家庭崩壊はまったく起こりませんでした

裁判きっかけ(?)のケンカ

そうはいっても、夫と裁判きっかけ(?)のケンカが起きたことはあります。

何か違うトピックで口論になり、そのとき夫が「お前なんか裁判されるような奴」みたいな全被告に謝れ馬鹿野郎なことを言ってきたんです。そのとき、まじで怒り心頭になり、こんな視野が狭くてアンチのアンチみたいなこと言う馬鹿野郎と一緒にいられるかバーカみたいなことを思ったんですよね。

でも、Twitterで愚痴ったところ、まぁ落ち着け、迷惑をかけていることは事実なんじゃないの?旦那さんも心配しているからだよ!といった声掛けをして頂き、本当にすぐに落ち着けました。あのとき苦言を呈してくれた皆様、励ましてくれた皆様に、本当に感謝しています。

また、離婚するなら証拠ゲットしてから!という現実的なアドバイスにも確かに!となり、今後何かあるときのための1つとしていこう、とも思えました。いくら自分の貯金からとはいえ裁判にお金はかかっているのは事実ですし、ちょっと自分も反省しようと思った出来事でした。

その後落ち着いて話をしたところ、「そこまで嫌なことだと思っていなかった」と旦那からの謝罪ももらい、とりあえず解決しました。

 

ということで、裁判が原因、というより夫に裁判を口論のときに利用されて猛烈に悔しかった、という出来事です。裁判関連で家族ともめたのはこの1回だけだったと思います。

判決

判決の日、私は超ドキドキで朝を迎えたのですが、旦那は「こんなん棄却だろ」とどこ吹く風で仕事に出かけていきました。実際、判決でたあとすぐにラインしたんですが、返事が返ってきたのは数時間後なうえ、「よかったね」の一言だけでしたw温度差~!

私はもうすっごい嬉しかったので、学校帰りの子どもたちとケーキを買いに行きました。チョコレートには「祝・勝訴」と書いてもらったので、子どもたちは「どうやらママは勝訴したらしい」と感じ取ったみたいですね。

おわりに

そんなこんなで、うちは裁判に関してはあけっぴろげで進めていって、裁判されたことに対して特に怒られたり揉めたりってことはあんまりありませんでした。ケンカのときに攻撃の材料にされたことくらい。

これだけ見るとすごく良い夫婦関係に見えるような感じしますが、別に「信頼しあっていて絆が深い夫婦関係」だからそうしたっていうと何か違う気がします。なんとなく話しておいたほうが後々問題になりにくいだろうと思っただけだし、こっちで解決するって言えばそれ以上干渉したり怒ったりする人でもないし。

まぁでも結果として、最初から夫に明かしたことで精神的にはだいぶ楽だったと思います。

でも裁判は家族に内緒にすることも可能

とはいえ、そういうことに潔癖なご家族がいる場合、なかなか全部話すのは大変なことかと思います。これは家族の理解どうこうではなく、その人の性質によるんじゃないかな。

SNSで何か書くことにすら嫌悪感を示す人とか、批判的意見すら許さないような人には、裁判沙汰になったってことは絶対話せないですよね。

で、そうなると「裁判になったら家族に話せない、つらい」みらいになっちゃうこともあると思います。でも、裁判って家族に内緒で済ますことも可能なんじゃないかな。

最初の訴状の受け取りは「自宅で手渡し」なのでそこだけハードルが高いですが、「仕事関係(親戚の関係)で裁判所から書類が届くかもしれない」とかごまかしておけば、何とかそこもクリアできるかも。

あとは弁護士に依頼しておけば、メールや電話でやり取りするだけで、家から一歩も出なくても判決まで何とかなります。口頭尋問になったら裁判所に行くしか無いけれど、そこまで頻度が多いわけでもありません。実際、自分が判決まで済んで、「こりゃ家族に内緒でも何とかなりそう」と思いました。

だから、「家族バレが怖いから相手の言い値でお金払っちゃう」みらいなことはなるべくしないでほしいなぁと個人的には思います。話したくなければ話さなくていいと思います。こっそり内々で済ませちゃいましょう!

 

おしまい

はあちゅうさんはなぜたくさんの訴訟ができたのか?

事実婚を解消されて話題になった、はあちゅうさんですが、「なにやら訴訟をたくさんしている人」という印象を持つ人も多いんじゃないでしょうか。コレは真実で、はあちゅうさんは一般人としては信じられないような数の訴訟をしています。

通常、裁判を起こすために弁護士に依頼すると、1件あたり何十万円もかかります。そのため、ネットの開示請求をするときには、本当に酷いもの、損害賠償でお金をとれそうなものに絞るのが一般的です。

しかし、はあちゅうさんは開示請求段階で240件にもなっています。240件も一度に開示請求するって滅っっ多にありません。

www.nikkansports.com

実際、はあちゅうさんは裁判のなかで「裁判費用として1000万円払っている」とおっしゃってます。そのどれもが回収できる可能性が高いのであれば、そこまで支払う気持ちも分からなくもないですが、え?こんなの訴える?認められないんじゃ?みたいなものに対してもカジュアルに訴訟を起こしています。

私も訴えられましたが、はあちゅうさんは敗訴しています。

gesugesumi.hatenablog.com

こんな裁判にお金をじゃぶじゃぶ使うのって不思議じゃないですか?この謎に関して、今(2022年9月)分かっている事実だけ書いていきます。

福永活也先生は無料で誹謗中傷裁判をすると言っている

はあちゅうさんは裁判をすべて福永活也弁護士に依頼しているようですが、その福永活也弁護士は当初「すべて無料で裁判をする」とおっしゃっていました。

2020年5月26日

福永活也弁護士がTwitterで「誹謗中傷に悩む人に無料で裁判します」と投稿(現在は削除)

2020年6月5日

福永活也先生がyoutubeで、今からすべて無料で裁判する、完全無料、経費もとらない、ということを発信する

【最後まで完全無料】の無料受任を始めた本当の理由についてお話します【弁護士】 - YouTube

【最後まで完全無料】の無料受任を始めた本当の理由についてお話します【弁護士】Part2 - YouTube

2020年6月26日

「無料受任の件で、はあちゅうさんに来ていただきました!」という動画を出す(動画中にはあちゅうさんは有料です、といった内容はない)

【裁判結果も公開】誹謗中傷に悩むはあちゅうのアンチを訴えます【仮処分決定の正本あり】 - YouTube

これだけ無料受任をしているアピールをしています。

「じゃあ、はあちゅうさんも無料だからこんなにいっぱい訴訟できたんじゃないの?」と思うかも知れませんが、それは違います。

先程書いたとおり、裁判での口頭尋問ではあちゅうさんは「1000万円くらいは払っている?」と話しています。そして、誹謗中傷裁判では、開示費用として66万円かかったからそれも払えよ?と請求しています。

はあちゅうさんと福永先生の契約内容

はあちゅうさんと福永先生は、2020年5月26日に無料受任を宣言した直後の2020年6月1日に開示請求できたときに1人あたり66万円、損害賠償でお金とれたら3割という内容で契約を交わしています。

そしてその直後の2020年6月5日に福永先生は完全無料、経費もとらない裁判をする、と豪語しています。

福永先生、無料受任じゃないじゃん???

じゃあなぜ、はあちゅうさんは有料になっちゃったの?

福永活也弁護士は、こんなに無料にするぜ!と宣言しているのに、なぜはあちゅうさんには有料にしたのでしょうか?

誰でもこれは疑問に思いますよね。これについて謎に思った裁判官もいて、福永活也弁護士にグイグイつっこんでいました。

そのときの福永活也先生の回答は

はあちゅうさんは無料受任にのっかってきた(福永活也先生の発言ママ)
・ただ量が多すぎてとてもじゃないが無料でできなかった
・無料受任といったのはプロモーションってだけ
・一般論であり、はあちゅうさんが無料受任とは言っていない(これは確かにそう)

といったものでした。

そのときの傍聴記録は以下をどうぞ。メモ書きからの再現なので、細かいところに違いはあります。

docs.google.com

要は、「無料受任」という言葉は一般的に使ったもので、はあちゅうさんには最初のほうで有料にすることにしていた、はあちゅうさんと有料受任の契約を交わしたあとも無料でやっていると標榜していた。ということです。

それ、福永活也先生自身が駄目って言ってたやつじゃん

もうすでにツイートは消えていますが(独自に確保はしていますがね)、福永活也先生はTwitterにて

・中村先生の無料受任宣言に対して「これ無料じゃなくて結局有料なんじゃないの?ひどい」みたいなこと書く
・無料受任してもいいか弁護士会に聞いたら「無料と見せかけて有料」は駄目といってた、今後有料に切り替えるならはっきり伝える

こんなこと言ってます。

ねぇ、これ自分でやっちゃだめって言ってませんかね???でもあなたがやってることは「無料受任」はプロモーションで、実は有料受任ってやつですよね??

有料受任ってはあちゅうさんだけなんじゃないの?って思う人もいるかもしれませんが、箕輪厚介、立花孝志、相沢まき等も開示費用や弁護士費用がかかってるらしーですよ。箕輪厚介に関しては、「友達だから有料でやった」と裁判で話しています。

はあちゅうさんの裁判での請求額、弁護士費用よりもかなり低い

裁判によって額は変わりますが、はあちゅうさんは開示請求を経た誹謗中傷裁判では大体30~50万円を請求しています。私の裁判では30万円です。

でも、はあちゅうさんと福永活也先生の契約内容を思い出してください。

1人あたり66万円、損害賠償でお金とれたら3割

これって裁判で完勝しても元とれませんよね?これだと裁判をすればするだけ赤字になります。一応100~150万円くらいの損害がある、と主張しているんですが、どれも一部請求でだいぶ減額しています。

自分もきっと100万円以上請求されると覚悟していたんですが、蓋を開けてみれば30万円で拍子抜けました。

ただ、「赤字になっても訴えることに意義がある」という考えもあるため、これだけではアヤシイとは言い切れないところはあります。

でも!でもですよ???はあちゅうさん勝訴判決に関するネット記事に「権利侵害と認められたことに関してはありがたく感じていますが、この金額では弁護士費用も回収できていません」というコメントを出しています。

いや、あなた最初から弁護士費用回収できない額しか請求してないけど大丈夫そ??と聞きたくなります。

なんで一部請求で完全赤字にしているのかは不明ですが、裁判では請求額が低いほど訴えるときに支払う印紙代が安く済みます。

そのため、印紙代節約のために請求額を抑える人はいるそうです。まぁこれは一般論です。

不思議がいっぱい、でも真実は分からない

はあちゅうさんと福永活也先生がどのような契約をして、どのようなお金の流れがあるのかは、私達には知る術がありません。

福永活也先生が送金した振込票を裁判所に提出したら、じゃあ払ってるんだねってことでいくらか開示費用は認められてしまいます。

私は主張自体が棄却になったので払わずに済んだのですが、いくらかお支払いになった人は、3~10万円くらいの弁護士費用が追加されてしまっています。

今のところ分かっている部分だけで57万円にまでなっているみたいです。

 

これだけの額を裁判所が弁護士費用として認めているということです。

そのため、はあちゅうさんって無料受任なのに…みたいなことを書くと名誉毀損になる恐れがあります。

憶測危険

このように疑惑はたくさんありますが、このことに言及するのであれば端折らずに、不確定のことを断定しないように、

・福永活也先生は無料でやると発信しといて有料受任をやっている
はあちゅうさんは弁護費用以下しか請求しなてないのに、「弁護士費用も回収できていない」とか言ってる

みたいに事実に対してだけを言及するように気をつけないといけないと思います。

それでも訴えられる可能性はゼロではありません。私もこの記事がきっかけでおかわり訴訟になる可能性は十分にあると思っています(証拠はすべてあるし嘘をついていないので、勝訴できるでしょうが)。

ですので、めっっちゃアヤシイと思ってしまいますが、触れるのは慎重にしてほしいと思っています。

真実を知りたいけど無理だよなぁ

私はこの不可解な事実を解決できる真実を知りたいと強く願っています。しかしこれは、はあちゅうさんと福永活也先生2人だけのことで、外部は知ることはできません。

このあたり刑事事件になったら、通帳やLINEなどのやり取りまで洗いざらい調べてくれるんでしょうが、民事裁判では両者が出すものしか証拠として扱ってくれません。

その証拠としてできているものが、何となく怪しかろうか、黒塗り多すぎて意味分からないものであろうが、相手方がそれをひっくり返すような証拠を持っていなければ採用されちゃうんですよね…。

なので、この弁護士費用の謎は永遠に解けないと思っています。でも、不正をしない、嘘をつかないインフルエンサーがいつか納得できる答えを出してくれると、私は信じています。

www.youtube.com

 

おしまい

はあちゅうさん(しみけんの元妻)との裁判に関する追記

gesugesumi.hatenablog.com

ありがたいことに上記記事がたくさんの人に読んでもらえましたが、これは実際にあったことを羅列しただけで補足が必要だと思ったので追記します。

【超重要】この裁判はSLAPP(スラップ)とは認めてもらえない

この記事に対し、SLAPP(スラップ)だという声が多く上がっていますが、はあちゅうさんが起こしたこの損害賠償請求訴訟自体はSLAPP(スラップ)として認められることはないと思います。

なぜなら、彼女は私のプロバイダに対して起こした開示請求に対して、「開示せよ」という判決を受け、私の個人情報を受け取っています。そのため、損害賠償請求に移行するのは当然だからです。

しかし、訴えられた内容からすると、こうやって多くの人がSLAPP(スラップ)だと感じるくらいのものだったんでしょうね。これを開示して訴えようと考えるはあちゅうさんと福永活也先生にはもちろん問題を感じますが、開示判決を受けた以上損害賠償請求はまぁするでしょうね、という感じです。

この件に関しましては、SLAPP(スラップ)ではなく、この投稿に対して開示判決を出した東京地裁民事1部に対しても大きな問題を感じています。

そこで見てほしいのがこの管轄表

docs.google.com

黒星が開示判決なのですが、東京地裁民事1部は真っ黒です。同じく東京地裁民事1部で開示されるも、本訴で棄却された人も知っています。東京地裁民事32部なんて真っ白で、部署ごとに判断の違いを感じます。

開示判決を受けて訴えた人たちがSLAPP(スラップ)だと言われないようにするためにも、東京地裁民事1部は来るものみな開示ではなく、もう少し踏み込んだ判断をしてほしいものです。

はあちゅうさんと福永活也先生の起こしている一連の訴訟は明らかにやりすぎだと思いますし、これによりお二人自身の社会的名誉を自分自身の手で毀損しているようにも感じています。ただ、東京地裁民事1部が開示判決を出した以上、SLAPP(スラップ)にはなりません…。

そのため、反訴しても反訴は通らないだろうし、この件で損害賠償請求をこちら側が起こすことも無理筋になってしまいます。悔しいけどね。

反訴はなかなか認められない

そうそう、反訴はなかなか認められません。なかにはTwitterを実名で運用しているため、福永活也弁護士に開示判決を経ずに直接無理筋訴訟をされている方々がいます。

詳しくはこちら

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その内容は酷いもので、裁判直前にはあちゅうさん自身が運営していて、とっくの昔に閉鎖された「はあちゅうサロン」の規約を書き換え裁判に有利なように偽造したり、本の感想を書いただけで「私だろ」と訴えたり…。もう本当に悪質で信じられないようなことが起こっていました。

しかし、このような裁判でも「不当訴訟」として反訴は通りませんでした

無理筋な訴訟をされても「不当訴訟」の壁ははるか高く、なかなか認められません。どんなに酷い訴訟を起こされても被告側は弁護士費用を支払いつつ、泣き寝入りが現状です。

訴訟費用は数万しかもらえない

訴訟費用というと、かかった費用すべてと思う人も多いでしょうが、こちらは裁判所が規定してある出頭手当と印紙代くらいです。

www.courts.go.jp

なので、1年間裁判してても訴額30万円程度の小さい訴訟では、かかる訴訟費用は2~3万円が関の山です。そのため、訴訟費用はすべて原告であるはあちゅうさんが負担することになりますが、まぁ弁護士費用に比べると微々たるもんですよね。そりゃすぐ訴えますよね。原告側のリスクは極めて小さいから

タイトルにしみけんの妻いる?

ぶっちゃけいりません。はあちゅうさんよりしみけんさんのほうが人気も知名度も高く、それにあやかっただけです。

PV目的だけにそんなことをするのは最低かもしれません。

ただ、はあちゅうさんが誹謗中傷で裁判を起こしたことは、テレビはネット記事などで大々的に報道されたものの、敗訴を重ねていることや、勝訴しても少額であること、不自然な主張を繰り返してかかった弁護士費用に疑惑を持たれていること、は一切報じられません。

TBSがたまに報じたかと思うと、はあちゅうさんが勝訴したものだけ。

裁判所界隈でよく話すのは、「世間ははあちゅうさんが裁判にほぼすべて勝っているとしか思ってないんじゃないか?」ということ。私がいくらあがいても、ネットニュースにもならないし、ましてテレビで結果を話すようなことはできません。

テレビでインタビューを受けるような、はあちゅうさんに対抗すべく、あがいた結果がこのタイトルです。

 

また、どんなに誹謗中傷の問題が扱われるようになっても、「こんなことじゃ裁判起こせないだろ」という考えで気軽に言葉を使う人が絶えません。いや、こんなんでも訴訟になるよ?って知ってほしい思いもありました。

 

(いやでも、「しみけん見ると妻がチラつくからヌケない」というご意見を目にしたときは、なんかもうほんと申し訳ないと思いました。ごめんなさいね。)

日付等間違いがあった

コメントで西暦に間違いがあったと教えて頂いているものがあり、訂正しました!ありがとうございます。

読んでくれてありがたい

もうこれにつきる。読んでくれて、知ってくれて、本当にありがとうございます。

しみけんの元妻・はあちゅうさんに訴えられましたが勝ちました

先日8月30日に私が訴えられていた

原告・はあちゅうこと伊藤春香(しみけんの妻)
被告・私

の裁判の判決が出て、原告の請求はすべて棄却され、訴訟費用もすべて原告負担という結果になりました!

ようやく裁判が終わりましたので、この裁判をすべて振り返ろうかと思います。

※どのようなことでうったえられたのかはこちらの記事を読んでください。

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※2022年9月5日
追記記事書いてあります。

はあちゅうさん(しみけんの妻)との裁判に関する追記 - ゲスで怠惰なブログ

訴状よこんにちは

訴状が届いたのは10月のあたまでした。開示請求のプロバイダ裁判では開示裁判だったので、訴状が来ることは分かっており、そこまで動揺はしませんでした。

馴染みの郵便局員さんが「あの…裁判所からなんですが、大丈夫ですか?」と心配してくれましたが、「知っているのでOKです!」と笑顔で受け取れました。

そこからどう動くのか方針を決めつつ、太田真也弁護士に見積もりをとり依頼させていただきました。

ぶっちゃけると、「太田先生はやめておけDM」が来ていたこともあり、ちょっと不安があったんですが、山口三尊さんやオードリーさんに相談したところ問題なさそうだと思い依頼しました。懲戒請求の原因も許せないようなものではなかったし、なかば嫌がらせのようにおかわり懲戒請求を受けたとのこと…。

結論から言うと、太田先生にお願いして良かったです。これは敗訴になっても変わらなかったと思います。

太田先生には自分の状況をすべてメールで送付し、状況を整理したものや証拠をまとめたものを送付しました。

第1回口頭弁論

最初の期日は11月2日でした。

通常最初の期日は被告は出席しないものですが、太田先生が出廷できるとのことで私も参加することにしました。

オードリーさんに「弁護士先生にジュースやお茶を用意するのがいい」と聞いていたので、ジュース、お茶、コーヒーを買ってカバンに詰めていきました(フラグ)。

ここで太田先生と初対面でした。裁判で緊張するのもあったのですが、本物の太田先生だ!と妙に感動したことを覚えています。

裁判では最初に起立するのですが、そのときにカバンがひっくり返り、買ったペットボトルが床にドコドコ落ちました(フラグ回収)。

福永活也先生は少し遅れて入室。私は何度も視線を送りましたが頑なにこちらを見ることはありませんでした。そして終了後も我々や傍聴人である山口三尊氏のことは脇目も振らず、スタスタと退出してしまいました。

こちらの三行答弁でしたし、初日はあっという間に終わりました。

第1回弁論準備(WEB)

2回目は2021年12月16日で、WEB会議でした。太田先生が第1準備書面を出したのは14日で締め切りを破った上期日まで超ギリギリです。

このときは私も参加したかったため、太田先生にはわざわざ書記官室まで来ていただきました。書記官室には司法修習生が3人もいて、どうしようもなくいたたまれなくなったものです。

太田先生は準備書面の締め切りを破りましたが、この日福永活也先生は期日に遅刻しています。なかなか現れず5~10分は待ちました。このとき、太田先生がぼそっと「エベレスト行ったか?」とか言うので、笑ってはいけない書記官室状態に。

福永先生はやっとこさ現れ、裁判官にとても丁寧に謝罪していました。普段民たちに「クズ」「カス」と呼びかけたり、「非モテ裁判官のジジィ」と罵ったりする人とは別人だなぁと思ったもんです。

しかし、福永先生は裁判官に丁寧に謝ったかと思うと突然「被告の準備書面が遅い!締め切りをすぎている!!この人(太田先生)はほかでも相手方になっているけどすべて遅い!いい加減にしてほしい」と荒れていらっしゃる様子でした。

しかしさすが裁判官「そうですね。あまりギリギリだと私も期日までに読みこめませんし、釈迦に説法ですが締め切りは守って頂けると助かります」と丁寧にその場をまとめました。オコな福永先生も落ち着かれた様子で、次の期日のスケジュールをつめて終わりました。

私は結構「なんだこれ準備書面の締め切り破ったらやばいんか???」と動揺してキョロキョロしてたんですが、太田先生は眉一つ動かさずニコニコしていました。

太田先生のいいところの1つは、いつもニコニコ安定していて、依頼人を不安にさせないとこだと思います。私が何かを質問したり、訴訟と関係ない話をしたりしても、いつも同じ温度感でニコニコ受け止めてくれます。

「こんな情けない裁判司法修習生3人にも見られて恥ずかし~」と話したときも「ハハハ…!」と朗らかに笑ってくれましたw

第2回・第3回弁論準備(WEB)

2回、3回はそれぞれ2022年2月、3月にあったのですが、家族がコロナの濃厚接触者になったり、息子の卒園式があったりしたので私は行けず。

はあちゅうさんからは腹立つ準備書面を頂いたりもしましたが、太田先生もがっつり反論してくれ、イライラすっきりを2回くらい繰り返したかな?

時間は経過していますが、太田先生の準備書面がゆっくりめだったので、書面はそこまで往復していません。

第4回弁論準備(WEB)

第4回は2022年6月の頭でした。今回は数ヶ月ぶりに私も参加しました。

ここで、こちらは「口頭尋問をしたい」ことを申し出ました。開示費用を本当に66万円も払ったのか、はあちゅうさんがどうやってこの投稿を確認したのか、といった件を知りたかったからです。

オードリーさんから太田先生の「尋問はうまい」と聞いていましたし、私はやる気ムンムンの鼻息荒い状態でしたが、裁判官は「え・・・?尋問?」みたいな感じでした(太田先生はいつものニコニコ)。

原告は尋問しますか?と裁判官が聞いたとき、福永先生は「いや…こっちは必要あるとは思えません」「まぁでも、そっちがやるっていうならやりますけど…」みたいなこと言ってましたね。

「尋問やるかどうかは次回期日までに決めるので、尋問をやるとしたら次回期日にて伝える、でもやらないなら次回結審」という旨を裁判官から伝えられ、この日は終わりました。

弁論準備終了後、太田先生が「裁判官が責任論のことばかりで損害論の話をしていない、これは勝てるかもしれない。次回尋問なしなら請求棄却の可能性がかなり高い」といつもの調子で教えてくれました。

責任論:法令違反があったかどうか
損害論:法令違反があるけど、それはどの程度か

第2回口頭弁論

ドキドキの口頭弁論は2022年7月8日でした。

ここで尋問ありになったら…。でもあったらあったで太田先生の尋問聞いてみたい…とドキドキ状態でした。結果、あっさりと「尋問は…なしでいいですかね。じゃあこれで結審で」と終わり、とりあえずほっとしました。

どうせ棄却だからね

この日の夕方、福永先生が「どうせ棄却だからね」といったことをツイートしていたのがとても印象に残っております。福永先生はいつも誰かを特定せずに問題発言を繰り返している人ですし、こちらも何のことか分かりませんが、もし私の訴訟であるならば正直「ふざけてんじゃねーよ」です。

福永先生は、被告も注目を浴びられてハッピー!ギャラリーも楽しめてハッピー!などと言っていましたが、SNSで自分のことアピールしなくてもやっていけるような仕事をしていますし、ネットで注目なんて浴びる必要ないんですよ。

というかそもそも、はあちゅうさん・福永活也弁護士コンビに訴えられても注目なんて浴びられないんですよ。

はあちゅうさん・福永活也弁護士の人気程度じゃ、裁判の被告になっても全然広まりません。この問題をなるべく多く知ってほしくて、私は訴えられてていることを積極的に発信していますが、ツイッターのフォロワーは800程度です。

何を思い上がってんだか知らないけど、「どうせ棄却」になると思うなら訴えてこないでほしかった。訴えられたことがきっかけで知れたことや会えた人がいるので、そこは良かった。でも、そんなんはあちゅうさんや福永活也弁護士の功績でなんか全然ありません。

裁判は思ったほど怖くないものだし、訴えられても人生終わりじゃないって身をもって知ったけど、できるなら訴えないでほしかった。

私は運悪く開示判決になってしまったため、不当訴訟とまでは言えないし、棄却になったんだから謝れ!みたいなことはいえません。でも、「どうせ棄却」と分かっていながらやったなら悪質極まりないと思っています。

まぁこれも何のこと言ってるのかわからないので、もし私の裁判を指しているのなら、という仮定の話ですけどね。

判決

そして判決です。

判決は行かなくてもいいのですが、出廷すると訴訟費用に日当として上乗せできるらしいので、法定内で判決を聞きました。

緊張しすぎて、何言ってるのかどうなったのかイマイチ分かっておらず、終わったあとに

私「え?これ終わり?」
裁判官&書記官「なんでまだいるの?はよ出なさい」

と目で会話してしまいましたが、お互い忙しい現代人なので急いで法廷を出ました。

出たあとは、オードリーさんと山口さんに「棄却になった!」と教えてもらい、まりめっこさんとハイタッチしました!事前にねこぴさん棄却も知らされていたので、本当に嬉しかったです。

判決文を取りに行く

終わって早々、山口さんが「判決文を取りに行きましょう!」とずんずん案内してくれました。もう民事25部が何階にあるのかも把握してらっしゃるので、掲示板も見ずにまっすぐです。

そのままずんずんと窓口に進み、「判決文を受け取りに来ました!」と私の代わりに言ったもんだから、代理人と間違われ、「え?代理人の先生ではなく被告本人が判決文受け取るんですか?」と書記官を混乱させていましたw

私の判決に関してはさんそんチャンネルにて

www.youtube.com

今度は控訴待ち

こちらの完全勝訴なので、私はもちろん控訴しませんが、はあちゅうさん側が控訴してくる可能性はゼロではありません。これからは控訴されるかどうかを気長に待つことにします。

※追記

はあちゅうさんが控訴しなかったので、はあちゅうさんの敗訴確定しました!

終わりに

これで1年に渡る私の訴訟は終わりました。

裁判はみんなハッピー!裁判を身近に!みたいにハッピーハッピーうるさい弁護士もいますが、この1年間ずっと心のどこかで何かが引っかかっているような気持ちでいました。全然ハッピーじゃないです。

まぁ楽しかったこともあるし、これをきっかけで交流できた人もたくさんいて、そこは嬉しかった。でもそれはその人達の功績であって、はあちゅうさんと福永活也先生の功績では決っっっっしてない。だいたいみんなハッピーっていうならホムパ呼べよ。

それに、はあちゅうさんには私の裁判の事件記録をすべて読んでほしい。すべて読めないなら私が出した4つの陳述書だけでも読んでほしい。切実に。みんなハッピーなら読めるでしょうが。

裁判なんてハッピーなんてもんじゃないけど、この裁判を通して協力してくれた人たちには感謝してもしきれないです。この人達に出会えたことだけは私にとって大きな財産となりました。(しつこいようだけど、これは、はあちゅうさん・福永活也弁護士のおかげでは決してない。)

 

※2022年9月5日
追記記事書いてあります。

はあちゅうさん(しみけんの妻)との裁判に関する追記 - ゲスで怠惰なブログ